TMT建設に関するスペインからの提案について
2025年7月23日にスペイン政府よりTMT国際天文台(TIO)に対して、カナリア諸島ラパルマ島でのTMT建設資金の一部を出資(将来返済義務あり)する提案があり(関連記事)、2026年7月29日にはスペイン政府からラパルマ島でのTMT建設を支援するための財政枠組み(資金調達および融資)の提案を受けました(関連記事)。
TMT国際天文台は、提案を全般的かつ詳細に丁寧に検討した結果、2026年9月18日(米国西部標準時)、これを受諾しないことと決定し、スペイン側に回答しました。
私たちは提案をいただいたスペイン科学・イノベーション・大学省、スペイン技術イノベーション開発センター(CDTI)、カナリア天体物理研究所(IAC)をはじめ、提案と協議に関わられた方々の尽力に敬意を表します。この決定でラパルマ島が天文観測の最適地のひとつであるとの認識が変わるものではありません。私たちはスペインとの関係を重視しており、科学的協力に関する対話を今後も継続していくことを歓迎します。
TMTの第一の建設予定地は引き続きハワイであり、TMTプロジェクトは北半球で唯一の超大型望遠鏡の実現に向けて全力で取り組んでまいります。
参考:TMT国際天文台からの声明(2026年9月29日)


