TMT科学諮問委員会の提言によって、「TMT戦略基礎開発研究経費」と「TMTに関連した研究会支援」の枠組みが作られています。

2026年度 TMT戦略基礎開発研究経費【公募】

国立天文台TMTプロジェクトでは、TMTによる科学観測の推進に資する基礎開発研究計画を募集します。TMT計画において日本が重要な貢献を果たすためには、大学等の研究者の皆様が、独創性の高いアイデアや強みのある技術を活かし、TMTの研究開発に主体的に参画することが極めて重要です。本公募は、こうした取り組みを支援することを目的としています。なお、2026年度の予算は総額 500万円を予定しています。

TMT科学諮問委員会では、昨年度に実施したTMT戦略基礎経費に関するアンケート結果や、これまでに寄せられた様々なご意見を踏まえ、同経費の位置付けについて再検討を行いました。その結果、今年度より、より幅広い分野および研究開発内容からの応募を促進するため、「求める研究計画像」ならびに「応募課題の評価・採択基準」を改訂しています。また、若手研究者による応募や萌芽的な研究提案を特に歓迎し、審査においても積極的に評価します。さらに、大学院生についても、指導教員との連名による応募を条件として、本公募への応募を可能としました。奮ってご応募ください。

1. 求める研究計画像
今回の募集では、TMTによる科学観測に関わる技術開発であり、下記のいずれかの項目を含む、研究計画を募集します。特に新規の応募や、次世代の人材育成につながる研究計画を歓迎します。
(1) TMT次世代装置の核心技術として要素技術の獲得が見込まれる開発研究
(2) TMT初期装置や望遠鏡の機能拡張に関わる要素技術開発
(3) TMTで得られる観測データの解析手法、シミュレーション手法、データアーカイブの開発につながる開発研究
(4) 独自性が高く萌芽的なアイデアであり、科学目標、装置性能仕様や構成の検討に必要なパラメータが決定できると期待される研究計画(検討に向けた研究会の開催、実証実験のための経費、環境測定なども含む)
(5) 狭い意味での装置開発に限らず、他の観測施設との連携に関する研究や小規模な研究集会など、TMT による科学研究に資するアイデア

2. 応募資格
日本国内または海外の大学・研究機関に所属する研究者。大学院在学中の者は指導教員と連名にて申し込むこと。

3. 応募方法
募集要項の内容を熟読の上、様式による提案書を必ずPDFに変換し、下の提出先にアップロードしてください。こちらで応募書類のアップロードを確認後、土日祝日を除く3日以内に電子メールでご連絡いたします。もしも連絡がない場合には、下の問い合わせ先へお知らせください。

2026年度TMT戦略基礎開発研究経費募集要項(※)
Microsoft Word file (27KB) PDF file (176KB)

2026年度TMT戦略基礎開発研究経費提案書様式
Microsoft Word file (33KB) PDF file (131KB)

提出先
https://y2.nao.ac.jp/index.php/s/fnZtkqm3AKKnzCb

提出期限
2026年5月7日(木)正午(日本時間)必着

4. 審査結果通知
応募課題の審査は、国立天文台TMT科学諮問委員会が設置する審査委員会にて行います。審査結果は2026年5月下旬頃に、代表者宛に通知します。

5. お問い合わせ先
自然科学研究機構 国立天文台TMTプロジェクト 安井千香子
e-mail:ck.yasui [at] nao.ac.jp ([at] を編集してください)

その他
本経費のこれまでの採択状況と成果については以下をご覧ください。

なお、TMT第二期装置については、TMT国際天文台のウェブサイトをご覧ください。TMT科学諮問委員会では、具体的な開発ロードマップを示す「次期装置実現に向けた開発ロードマップ」を公表しましていますので、そちらもご参照ください。

TMTに関連した研究会支援【公募】

2025年度の公募はございません。本支援のこれまでの採択状況については以下をご覧ください。