日時:2023年9月11日(月)~9月15日(金)
場所:TMT International Observatory (Pasadena, California, USA)
ウェブサイト:https://sites.google.com/view/tmt-access
問い合わせ:tmt-access(at)ml.nao.ac.jp ※ (at)を@に変えてください。
日本が参画している次世代国際超大型光学赤外望遠鏡計画である Thirty Meter Telescope (TMT) は、従来の望遠鏡を遥かに凌駕する集光力・画像感度・空間分解能を有し、太陽系外惑星における生命探査や初代星・銀河の進化過程の解明をもたらすことが期待されています。TMT の運営・建設を担う TMT International Observatory (TIO) では、ここ数年間は建設の遅れや世界的パンデミックの影響からサイエンス検討等の活動が中断されていましたが、昨年末から本年前半にかけて NSF PDR (Preliminary Design Review) が行われ、サイエンスの検討も再開されてきています。そこで TIO 全体の機運に乗じ、日本国内でも TMT サイエンスを強化し新しいサイエンスケースを創造するために、ディスカッションに重点を置いた分野横断型のサイエンスワークショップシリーズ TMT-ACCESS (TMT eArly Career Centered, Engineers-Scientists Synergy) を開催します。
キックオフとなる第一回目のワークショップは、アメリカ・パサデナの TIO オフィスにて対面開催いたします。ラボツアーや、 TIO 職員などから TMT の性能や装置について講義や TMT 観測シミュレーター・第一期観測装置の感度計算ハンズオンセッションを受けながら、White Paper にはまだないような新しい TMT サイエンスケースの創造を目指した議論を行います。なおワークショップの性質上、ハイブリッドでの開催はありません。
分野・研究手法/波長を問わず、将来 TMT を利用した研究を行いたい研究者からの参加を期待します。特に、若手研究者からの参加を強く推奨します。現在若手研究者には、TMTサイエンス検討の機会がほぼありません。TMT-ACCESS は、TMT のサイエンスケースの密な議論とともに、TIO や 国立天文台 TMT プロジェクトの進捗や取組について学ぶ機会を提供します。国際プロジェクトでの活躍を目指す若手研究者はぜひ奮ってご参加ください!
正式な申込開始は6月上旬を予定していますが、会場の制限で、参加可能人数に上限があること、また旅費補助も限られていることから、参加希望者・旅費補助希望者の人数把握のためのプレ申込を行います。旅費補助は、自身の研究費を持たない若手研究者を優先する予定です。少しでも興味がある方は以下のリンクからプレ申込をお願いします。
https://forms.gle/rS2Wxjac2jqptTm7A
世話人:鵜山 太智 (代表)、百瀬 莉恵子 (共同代表)、長谷川 靖紘、中本 崇志、砂山 朋美、衣川 智弥、高橋 葵、梅畑 豪紀