千葉市科学館では次世代の天文学を切り拓く日本の「すばる望遠鏡」やパラボラアンテナ66台を組み合わせた巨大電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」がとらえた天体写真などのパネル展示を行っています。最先端の科学が解き明かす宇宙の美しい姿をお楽しみください。また、2020年代に稼動開始を目指して建設計画を進めている 30 メートル望遠鏡「TMT」についても紹介しています。最新の宇宙像に触れ、宇宙の謎に挑戦し続ける人類の想いをゆっくりと考えてみませんか。
お知らせ
2012年
千葉市科学館 冬の企画展 「次世代望遠鏡でみる宇宙」 開催中
大学共同利用機関シンポジウム 2012 「万物は流転する」
11/17 (土) 12:00 より東京国際フォーラムにて大学共同利用機関シンポジウムが開催されました。今回のシンポジウムでは、大学共同利用機関が行ってきている研究の成果が分かりやすく紹介されました。国立天文台 TMT推進室長家正則氏による講演 「銀河の誕生 -宇宙の一番星-」や TMT 関連のブース等が展示されました。
TMT 第一期寄附金募集中!
国立天文台 TMT 推進室では皆様からの計画への寄附金を募集しています。平成 25 年 3 月末までにご寄付いただいた方のお名前を、すばる望遠鏡並びに TMT の拠点となるハワイ観測所にて
「TMT 第一期寄付者銘板」として掲示致します。TMT が完成した暁には TMT 観測所での掲示も企画しています。TMT 建設の貢献者として是非みなさんのお名前や会社名を後世に残してみませんか。
寄附は法人様の場合は一口 10,000 円 (法人様の場合5口以上から)で、個人様の場合 一口 1000 円 からとなっており、国立天文台天文学振興募金を通じて行うことができます。ご入金が確認できましたら、領収書・礼状(国立天文台特製クリアフォルダ付)が届きます。
JELT News Letter 改め 「TMT News Letter」 No. 35 発行
お知らせ:国立天文台研究員募集中(11/30〆切)、報告:TMTボード会議(10/9-10)、報告:国立天文台講演会「超大型望遠鏡TMTがぬりかえる宇宙像」を開催(10/8)、報告:平成24年度分TMT戦略基礎開発経費配分決定、最近の活動・報告/今後の予定等。TMTについての最近の活動内容をメールで受け取りたい方は是非 TMT News Letter にご登録ください。詳しくは TMT News Letter のページをご覧ください。
公開講演会 「超大型望遠鏡TMTがぬりかえる宇宙像」資料公開
10/8 (月) に一橋記念講堂で行われました、公開講演会 「超大型望遠鏡TMTがぬりかえる宇宙像」で実際に使われた資料を公開しました(一部編集済)。資料は家正則(国立天文台TMT推進室長)、田村元秀(国立天文台太陽系外惑星探査プロジェクト室長)氏、須藤靖(東京大学大学院理学系研究科教授)氏による提供です。またアンケートでお寄せ頂いた質問についての講演者による回答も掲載しています。
TMT ボード会議が浜松町で行われました
日本、米国、カナダ、中国、インドの協力で進められている超大型望遠鏡 TMT 計画の最高決定機関である協力評議会が10月9日、10日の2日にわたって東京(浜松町)で開催されました。TMT 計画は 2014 年建設開始を目指して各国での準備および国際協議が進められています。協力評議会の日本での開催は初めてで、各国からそれぞれ3名の代表(評議員)が出席し、望遠鏡計画の重要事項について協議しました。
ニュース記事:時事ドットコム
ニュース記事:日刊工業新聞
公開講演会 「超大型望遠鏡TMTがぬりかえる宇宙像」
国立天文台は、すばる望遠鏡に続く次世代の大型光学赤外線望遠鏡として、TMT(Thirty Meter Telescope: 30m望遠鏡)プロジェクトを国際協力で進めています。口径30mの巨大な主鏡をもつこの望遠鏡は、光を集める能力や解像力で従来の望遠鏡を大きく上回り、人類の宇宙に対する理解を飛躍的に深めることができると期待されます。現代の天文学の大きな研究テーマ「宇宙初期の星・銀河形成」、「太陽系外惑星」、「宇宙論」に関して、TMTは何を明らかにしようとしているのか、3つの講演を通して考えていきます。
公開講演会「超大型望遠鏡TMTがぬりかえる宇宙像」
申し込みはこちら(国立天文台ウェブページ)
国立天文台談話会 TMT 講演
次世代超大型望遠鏡TMT計画 Thirty Meter Telescope Project
講師: 国立天文台 TMT 推進室長 家正則
平成24年度 TMT戦略基礎開発研究経費の提案の募集について
国立天文台が設置しました平成24年度 TMT戦略基礎開発研究経費について、この募集を2012年8月31日をもって締め切りました。
JELT News Letter No. 34 発行
お知らせ:「TMT計画説明書」刊行、TMT 戦略基礎開発研究経費申請募集中、報告:TMTボード会議(7/11-12)、TMT Science Advisory Committee (SAC) (6/27)、TMT推進小委員会報告、TMT装置検討会(6/6)、最近の活動・報告/今後の予定等。TMT
についての最近の活動内容をメールで受け取りたい方は是非 JELT News Letter にご登録ください。詳しくは JELT News Letter のページをご覧ください。
平成24年度 TMT 戦略基礎開発研究経費の提案の募集について
このたび、国立天文台では、TMT 戦略基礎開発研究経費を設置し、平成24年度同経費への募集を行います。応募詳細につきましては、以下リンク先の PDF ファイルをご覧ください。ふるっての応募をお願いいたします。
「Thirty Meter Telescope (TMT) 計画説明書」刊行
TMT 計画の全体像を解説する新しい冊子(日本語)を製作しました。計画の経緯、サイエンス、望遠鏡、装置の概要等をまとめたものになっています(約220ページ)。電子版並びに冊子での配布も行います。内容は TMT 計画検討の経緯、TMT によるサイエンス、期待される観測機能・性能、望遠鏡計画、観測装置、運用、TMT計画をめぐる国際情勢、日本の分担貢献:その検討経緯と現状案等、多岐に渡ります。詳しくは以下のリンク先をご覧下さい。
JELT News Letter No. 33 発行
お知らせ:大型プロジェクトに関するパブリックコメント、お知らせ:TMT推進室 教授、准教授、主任研究技師公募、報告:NSFに望遠鏡建設の提案書を提出他。TMT についての最近の活動内容をメールで受け取りたい方は是非 JELT News Letter にご登録ください。詳しくは JELT News Letter のページをご覧ください。
まるのうち宇宙塾 モノ作りで探る宇宙
[講演概要]
新しい宇宙の姿や想像もしなかった発見の多くは新しい技術を取り入れた観測装置から生まれてきました。そんな技術が映しだした新しい宇宙や、次世代の観測装置についてお話しします。
[講師プロフィール]
国立天文台 TMT 推進室助教 鈴木竜二。東北大学理学部卒業。大学院生の時に島流しの刑に遭い、ハワイで8年過ごす。やっとハワイを脱出したと思ったら飛行機を間違えてカリフォルニアに行ってしまい、そこで1年過ごす羽目に。去年9年ぶりに日本に帰ってきて、ご飯の美味しさに感動しています。
TMT 推進室に改称し新年度スタート
国立天文台 TMT プロジェクト室は平成24年度より「TMT 推進室」と改称して、計画推進活動を本格化させることになりました。これは、平成24年度国立天文台予算として大型光学赤外線望遠鏡「すばる」共同利用研究の中に「超大型望遠鏡建設の革新技術の実証」としての予算が措置されたこと、また日本学術会議および文部科学省学術審議会研究環境基盤部会「学術研究の大型プロジェクトに関する作業部会」から、それぞれ計画推進に向けた強い後押しを戴いたことを踏まえ、国立天文台としての決意を反映した措置です。
国際パートナーの役割分担の確定、建設予算の確保、計画推進体制の強化などプロジェクトの本格発進まで、今後も山あり谷ありだと想いますが、推進室一同、皆さんのご支援・ご協力を戴いて計画実現に邁進しますので、どうぞよろしくお願いします。
TMT 推進室長 家 正則
JELT News Letter No. 32 発行
お知らせ: TMT推進室に改称し新年度スタート、報告: 会合「TMT計画:この半年の新展開と当面の予定」、報告: 第2回すばる公開講演会、報告: 日本天文学会春季年会でTMT特別セッション他。TMT についての最近の活動内容をメールで受け取りたい方は是非 JELT News Letter にご登録ください。詳しくは JELT News Letter のページをご覧ください。
日本天文学会 TMT 特別セッション/展示ブース
3/19(月) - 3/22(木) に龍谷大学で開催された日本天文学会 2012 年春季年会 にて TMT 特別セッションならびに TMT 展示ブースが企画されました。多くの方に参加して頂き TMT への関心と期待をより一層深めることができました。誠にありがとうございました。
JELT News Letter No. 31 発行
会合「TMT計画:この半年の新展開と当面の予定」
第2回すばる公開講演会
日本天文学会春季年会
TMT特別セッション他。TMT についての最近の活動内容をメールで受け取りたい方は是非 JELT News Letter にご登録ください。詳しくはJELT News Letter のページをご覧ください。
第2回すばる望遠鏡公開講演会「宇宙史のなかの銀河とブラックホールの生い立ち」 開催(3/4(日))のお知らせ
3/4(日)に、一般の方向けの講演会、『第2回すばる望遠鏡公開講演会「宇宙史のなかの銀河とブラックホールの生い立ち」』を開催いたします。
(場所: 一橋記念講堂 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術情報センター2階)
すばる望遠鏡は、最遠方の生まれたての銀河を多数発見するとともに、銀河たちが最も活発に星をつくった時代の宇宙の姿や、私たちの銀河系の生い立ちについても明らかにしてきています。銀河進化という観点でみたときに、私たちは今どのような時代に生きているのか、宇宙は今後どうなっていくのか、すばる望遠鏡と次世代大望遠鏡TMT
は何を明らかにしようとしているのか -- 3人の天文学者が語ります。
入場は無料です。事前申し込みは不要です。どなたでもご参加いただけます。
詳細は、以下案内ページをご覧ください。
TMT 技術陣営来訪
TMT 本部から 5 名の技術陣営が来日し、TMT プロジェクト室メンバー(日本)ととともに関連企業を訪問しました。これまで検討を進めてきた日本の分担部分についての進捗状況の説明や工場見学を行いました。また今後のスケジュール、計画の進め方などについても重要な議論が行なわれました。
TMT Science Advisory Committee (SAC)
ハワイ州コナで TMT Science Advisory Committee (SAC) が行なわれました。詳細については今後発行予定のJELT News Letterをお待ちください。