2021年

米国Astro2020 (Decadal Survey) をうけてUS-ELTプログラムが声明

11月4日(現地時)に公表された米国国立科学アカデミーによるAstro2020報告書 “Pathways to Discovery in Astronomy and Astrophysics for the 2020s” に関して、TMTとGMTの建設を提案している 米国超大型望遠鏡プログラム(US-ELT Program)が声明を発表し、TMT国際天文台からも公表されました。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
米国Astro2020 (Decadal Survey) をうけてUS-ELTプログラムが声明(TMTプロジェクト)

米国 Astro2020 (Decadal Survey) が公表されました

11月4日(現地時)、米国国立科学アカデミーより、向こう10年間の天文学・宇宙物理学の計画に関する勧告を含む評価報告書 Astro2020(Decadal Survey Report)”Pathways to Discovery in Astronomy and Astrophysics for the 2020s” が公表されました。その中では、TMTとGMTの建設を提案している US-ELTプログラムが地上望遠鏡の最優先計画として位置づけられています。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
米国 Astro2020 (Decadal Survey) が公表されました(TMTプロジェクト)

公募のお知らせ(国立天文台 TMTプロジェクト准教授)

国立天文台で、TMTの第一期観測装置 IRISの開発を総括する准教授を募集しています。応募締切は、2021年10月15日 正午 (日本時間) です。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
Job Vacancies: Associate Professor (TMT Project) (国立天文台ウェブサイト)

TMT科学運用に関するミニワークショップのお知らせ

プログラムと配付資料

米国国立科学財団(NSF)による米国超大型望遠鏡プログラム(※1)の基本設計審査にむけて、TMTおよびGMTの科学運用に関する検討が米国で急速に進められています。この検討において、日本が目指している運用の実現にメリットがあるように、日本からも意見を出していくことが重要であると考えています。

本ワークショップでは、米国での検討状況をご説明した上で、TMT完成後の運用について日本のコミュニティとして議論を行い、優先度の高い内容を同定したいと考えています。その内容を、TMT国際天文台を通じて米国での検討にフィードバックする計画です。

TMTとすばる望遠鏡での観測に関心のある全ての方が対象です。特に、これまで すばる望遠鏡や、アルマ望遠鏡などでの観測の経験のある方からもご意見を出していただきたいと考えています。

日時:2021年6月23日(水) 9:00-12:00 (日本時間)
   zoomによるオンライン開催
議題(予定):
 - 米国(US-ELTプログラム)での検討状況
 - TMT科学運用における日本の共同利用のポイント、今後の検討スケジュール
 - 日本における検討のための情報
 - (ハワイ観測所の今後の科学運用など)
問い合わせ:国立天文台TMTプロジェクト 安井千香子 (ck.yasui_at_nao.ac.jp) ※「_at_」を「@」に変える


※1:米国超大型望遠鏡(US-ELT)プログラムは、TMTおよびGMTを建設するため米国連邦政府予算を獲得し、米国の天文学コミュニティ全体が両望遠鏡へのアクセスを確保することを目指す計画です。

TMTに向けた開発ミニワークショップのお知らせ

プログラムと配付資料

TMTに向けた開発を支援する、戦略基礎開発研究経費についてのワークショップを6月4日にオンライン開催いたします。

本ワークショップでは、これまでにTMTに関する研究開発に携わっていなかったが関心をお持ちの方にも応募頂けるように、TMTの観測装置整備計画、現在までの開発状況、今後期待される開発等についてご説明いたします。戦略基礎開発研究経費の過去の採択状況と成果はこちらをごらんください。

また、狭い意味での装置開発に限らず、データ処理やアーカイブ、他の観測施設との連携に関する研究や小規模な研究会など、将来のTMTでの科学研究に資するアイデアがあれば、是非ご提案いただければと考えております。

日時:2021年6月4日(金) 9:00-12:00 (日本時間)
   zoomによるオンライン開催
議題(予定):
 - TMT計画の全体状況 (特に開発面を中心に)
 - TMTの観測装置 (第一期、第二期)
 - 第一期装置の開発状況
 - 戦略基礎開発研究経費の説明
 - 第二期装置につながる、重点的な技術項目
 - 過去の戦略基礎開発研究経費の成果から
 - 国立天文台先端技術センターの紹介
 - 質疑応答・意見交換
問い合わせ:国立天文台TMTプロジェクト 安井千香子 (ck.yasui_at_nao.ac.jp) ※「_at_」を「@」に変える

ISDTメンバー募集のお知らせ

TMTプロジェクトではISDT (International Science Development Team)の新メンバーを募集しています。〆切は2021年1月末日です。日本のInstituteに属する研究者であればどなたでも応募することができます。応募方法、応募先など詳しくは以下のウェブサイトをご覧ください。 TMT International Science Development Teams: how to join