沖縄のサイエンスフェスタで講演
│ 投稿者:TMTプロジェクト
11月17日に、沖縄科学技術大学院大学(OIST)キャンパスで一般公開イベントOIST サイエンスフェスタ2018が開催され、TMT推進室の家が「宇宙の時代がやってくる」と題してTMTを軸にした講演を行いました。OISTは沖縄科学技術大学院大学学園法に基づき、2011年度に沖縄県恩納村に開設された内閣府所管の学校法人であり、約60の研究ユニットからなる5年一貫性の大学院大学です。研究者の約半数は国際スタッフであり、事務方も含めて英語で運営が回っている国際水準の研究所です。豊かな自然の景観を活かして建物が配置されたキャンパス内には研究者家族で暮らせる専用宿舎ヴィレッジもあります。神経科学、数学・計算科学、化学、分子・細胞・発生生物学、環境・生態学、物理学、海洋科学に大別される7分野で学際的な研究を活発に行っており、内外での認知度も急激に向上しています。先端設備を備えたユニットが多く、オリジナルな研究が展開されています。家は、縁あって、OISTの研究企画への助言をさせていただいていますが、宇宙・天文のユニットも是非設けてはとお勧めしています。
今回は約150席の講演会場が満席となり、10名ほどの方が立ち見で聴いて下さりました。博識な豆博士たちからは講演内容を先取りする相の手も入ったりして、おおいに盛り上がりました。当日のフェスタ全体の来場者は4500人規模とのことで、国立天文台三鷹の特別公開日を上回る勢いでした。
立ち見も出た講演会場 (OIST 森田洋平氏撮影)
美ら海に沈む夕日に映えるOISTキャンパス(OISTホームページより)
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