天文・科学情報スペースでミニワークショップ
│ 投稿者:TMTプロジェクト
7月12日から9月15日まで、三鷹市の天文・科学情報スペースでTMTの企画展示を行っています。7月27日、28日に同スペースで、「超大型望遠鏡 TMT主鏡モデルを作ろう!」という関連イベントを行いました。
分割鏡カード(右)を並べて、TMTの主鏡モデル(1/25スケール、直径120cm)を作るという企画です。参加者は各自1枚の分割鏡カードにアルミシールを貼って鏡面のように仕上げ、主鏡モデルの台紙に貼り付けていきます。子どもたちは貼りつけること自体が楽しいようでした。実際に主鏡がどのように作られるのかは、パネルや動画でご紹介しました。
27日、28日は夏祭りが開催され、同スペースでも望遠鏡の製作や体験が行われていたため、ご家族での来場が多くありました。
TMT主鏡モデルのうち、残りは、29日以降の来場者に貼ってもらうことにし、8月10日についに、完成。492枚目の分割鏡を貼ってくれたのは、宇宙大好きな男の子でした。(写真提供:天文・科学情報スペース)
この主鏡モデルは、子どもたちにも「主鏡が492枚の分割鏡で一つの鏡になっている」というのがとても分かりやすいため、そのまま展示されています。ちなみに、分割鏡の厚みのほうもほぼ1/25のスケールのため、主鏡が全体としてとても薄いことも実感いただけます。
企画展示「宇宙のフロンティアに挑む超大型望遠鏡 TMT」は、天文・科学情報スペースで9月15日まで行われていますのでぜひご来場ください。