愛知県小牧市でふれあい天文学
2019年11月11日、TMTプロジェクトの臼田が愛知県小牧市立米野小学校にて、ふれあい天文学の授業を行ないました。6年生約170名を前に、肉眼では星にしか見えない惑星や銀河などが、望遠鏡という道具が発達することによって、どのように理解が深まっていったのかについて説明しました。
また、毎回おこなっている、巻尺を使ってすばる望遠鏡の主鏡のサイズを実感してもらう作業を、二人の児童に手伝ってもらいました。最後の「宇宙について聞きたいこと」質問コーナーでは、ブラックホールやマルチバースと言った話から、月の「静かな海」は何?、といった身近な質問もありました。
授業の後で児童からの感想をいただきましたので、一部を紹介します。普段は聞けない話を楽しんでもらえて非常に嬉しいです。
ぼくは宇宙のことをぜんぜん知らなかった。でも知らないことだらけだから、新しいことがたくさん知れて楽しかった。
「天文学」というと、むずかしいイメージがあるけど、とても分かりやすく説明していただいて、うれしかったです。
銀河が億単位の星の数で出来ていること、そしてそれだけの数の星があることにまたおどろきました。
宇宙が完全な無重力じゃないと聞いて、びっくりしました。
びっくりしたのがブラックホールの重さです。
印象的だったのが、ブラックホールと宇宙の外についてです。
ブラックホールのことで、いままでは穴が空いていると思っていたけれど地球を1cmくらいまでつぶしたみたいなものだったことは初めて知りました。
初めてきいたことは、宇宙は何コかあると言うことです。本当は分からないけれども、そうきいたので、私も考えようと思いました。
静かな海とかがマグマの冷える速度だと知れて勉強になりました。
今では、土星に「わ」があったり、木星に衛星があったりすることが当たり前のことだけど、昔は、そんなことを知らないし、それがあるなんて思ってもいなかったと思うから、ガリレオの望遠鏡はすごい発明だなと思いました。
すばる望遠鏡の大きさが8.3mぐらいなのにTMTは、30mぐらいと聞いてびっくりしました。
すばるよりもきれいに見える望遠鏡TMTが完成するのが楽しみになりました。
TMTプロジェクトが成功したらTMTで銀河とかを見てみたいと思いました。
無限の宇宙について考える、想像することは楽しくてわくわくするなと私は思いました。
(写真提供:愛知県小牧市立米野小学校)