東アジア天文学会議でTMTについて講演と議論〜東アジアでの大望遠鏡に関する協力について話し合われる
│ 投稿者:TMTプロジェクト
10月14-17日に第9回東アジア天文学会議(East Asian Meeting on Astronomy)が台湾・中央大学(National Central University)で開催され、日本を含め東アジアの国と地域が進める天文学研究の交流と議論が行われました。
14日にはTMTとGMT(Giant Magellan Telescope)についてのセッションがあり、TMTについては日本と中国から、GMTについては参加国のひとつである韓国からプロジェクトの進捗が報告されました。日本からはTMT推進室の青木が報告を行いました。
日本ではすばる望遠鏡を中心とした研究や装置開発を進めながらTMT建設準備に取り組んでいますが、中国や韓国でも、TMTやGMTの準備とともに、世界の大望遠鏡の観測研究を少しずつ進めている様子が紹介されました。また、将来の大望遠鏡での研究を担う学生の教育にも力を入れており、サマースクールのような催しを共同で行うことも話題にのぼりました。
台湾は快適な陽気で、和やかな雰囲気のなかセッション外も議論・交流が活発でした。