三鷹・星と宇宙の日 2021
「三鷹・星と宇宙の日」は、毎年10月に行われる国立天文台三鷹キャンパスの特別公開です。2年連続のオンライン開催となりましたが、一本の配信番組で統一した去年と違い、今年は各プロジェクトに企画立案が委ねられ、バラエティに富んだものになりました。ハワイ観測所・TMTプロジェクトでは、今年は「スービーと★ハワイの望遠鏡について学ぼう」というテーマで、子どもも楽しめる企画をそろえました。
「予告状のナゾをとけ!ドキドキ 星と宇宙の科学クラブ」は、謎解きからはじまる「光の授業」と、視聴者参加型の「クイズ大会」からなる配信番組。台本のアイデア出しから、撮影、編集、配信まで、ハワイ観測所・TMTプロジェクトの職員と総合研究大学院大学の大学院生が協力して作り上げました。当日(10月23日)のライブ配信では、小学生を中心に200名近くの方に参加いただきました。
(昨年はお休みでしたが)10年以上続いている名物企画「アンドロメダファンタジー」は、天文学の画像を用いたカードゲーム。「アンドロメダファイト」のかけ声でカードを出し合い、じゃんけんの要領で勝負します。今年は、pdfファイルをダウンロード、印刷してもらう形式でした。
すばる望遠鏡のあるハワイ島マウナケアと、ハワイでの国立天文台の取り組みについて紹介するポスターを、今年は小学生むけに制作しました。
すばる望遠鏡や、これから建設されるTMTで見る宇宙の姿を世界中の人たちと共有し、天文学でワクワク、ドキドキする気持ちを、皆さんと一緒に体験したい。そんな私たちの気持ちが、今年の企画を通じて、小さな子から大人の方にまで伝わるとうれしいです。
すばる望遠鏡・TMTプロジェクト企画のコンテンツは、引き続きご覧いただけますので、ぜひご訪問ください。来年は三鷹キャンパスで実際にみなさまにお会いできることを祈っています。