宇宙・天文光学EXPO 2022
│ 投稿者:TMTプロジェクト
4月20(水)-4/22(金) にパシフィコ横浜でOPIE 宇宙・天文光学EXPOが開催されました。国立天文台のブースでは、TMTに加えて、岡山の188cm望遠鏡とせいめい望遠鏡の展示をしました。
来場者はコロナ前に比べると少ないですが、昨年に比べると賑やかな印象でした。ブースは込むことはないものの、ほぼ絶えず人が訪れ、「次世代のTMTと国内最大のせいめいを紹介しています」と声をかけると、質問をしてくださる方も多くいらっしゃいました。
3日目の4月22日には、恒例の特別講演会が行われました。今年からはタイトルを「国立天文台を活用する研究者が語る天文コース」と少し変えて、天文台外の研究者にもお話していただくようにしました。TMTに関連した話題としては、東京大学の成田憲保教授が「TMTが解明する太陽系外惑星の謎」というテーマでお話ししました。成田教授は、TMTを用いた太陽系外惑星観測に関するサブ委員会の委員長を務めるなど、TMTの科学目標の検討に貢献しています。
今回の講演は聴講者の皆さんの視線や表情を見られる久々の対面形式でした。 聴講者の皆さんから最新の系外惑星研究やTMTへの高い関心を窺うことができました」と、講演後の感想を成田教授からいただきました。
昨年の期待が外れて、新型コロナ感染症は収束の気配がいまだに見えません。でも、こうして無事にイベントが行えて、多くの方々と交流できたことを幸せに思います。5月22日からは日本地球惑星科学連合大会(幕張メッセ)に出展しますので、こちらのブースにも立ち寄っていただければありがたいです。