計測自動制御学会 SICEWEEKでTMTについて講演
│ 投稿者:TMTプロジェクト
9月12日、大阪電気通信大学で開催された計測自動制御学会のイベント SICEWEEKで、TMTとそこで使われる技術についての講演を行いました。
高見英樹教授は、「TMTがもたらすイメージング技術の革新」と題して、補償光学や分割鏡制御による大口径望遠鏡の実現など、TMTの技術面について紹介しました。講演後には、補償光学について制御をはじめ技術関係の研究者からも多くのコンタクトがあり、活発な議論が行われました。
青木和光准教授は、「現在の天文学の課題とTMT」という題で、TMTによって期待される科学研究や、国際協力による計画の推進について紹介しました。講演後の参加者との話のなかでは、大学での技術関係の教育に天文学や望遠鏡に関係する技術もとり入れてもらうなど、今後の可能性についても議論することができました。
会場では、TMTの新しい模型(150分の1サイズ、可動式)も初めて披露されました。午後には望遠鏡づくりの体験教室も開催されていました。