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「どんな望遠鏡をつくる?」~岐阜県・武儀東小でふれあい天文学

投稿者:TMTプロジェクト

1月20日、岐阜県関市の武儀東小学校で、TMT推進室の青木が「ふれあい天文学」授業を行いました。

2時間の授業のうち、1時間めの前半では、「星は何からできているか」というテーマで、地球・惑星・太陽がどのようなものからできているのか、夜空の星とはどんなものなのか、お話ししました。後半には、事前に寄せていただいた質問に答える形でお話ししました。質問は30項目もあり、隕石、月の模様、宇宙の生命、宇宙飛行士の食事など、多岐にわたり、回答の準備で講師のほうもいろいろ勉強になりました。

4・5年生の合わせて24人に授業を行いました。

2時間目には、「望遠鏡をつくってみよう」というタイトルで、最新の研究用望遠鏡をつくることをイメージして、グループ討論をしてもらいました。テーマは、「何を観測するか」「どんな望遠鏡にするか」「どこに作るか」「お金はどうするか」の4つで、グループ討論の結果の発表もしてもらいました。グループごとにかなり発想が違っていて、資金集めの話をはじめとして、討論はとても盛り上がっていました。発表のあとのまとめとして、TMTはこの4点について、どのように考えて計画されているのか、講師からお話ししました。

「望遠鏡をつくってみよう」 ~4つのテーマでグループ討論の様子

理科教育に力を入れているということもあって、事前の質問、当日の討論とも個性的な質問・意見が出されていて、講師にも刺激になる授業でした。

この「ふれあい天文学」には、TMTへの寄付金を活用させていただきました。

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