熊本学園大学付属中学校で「ふれあい天文学」
2月8日に熊本学園大学付属中学校にて、臼田がふれあい天文学の授業を行いました。中学2年生58名に加えて、授業が終わった後の高校生 数名を前に、ハワイの文化の話に加えて、すばる望遠鏡やTMTはなぜマウナケアに作るのか?を紹介しました。また、最後に地球以外に生物がいる可能性についても説明しました。
昨年4月の熊本地震の影響も垣間見られる中で、生徒も先生も皆さん元気で、宇宙のスケールの大きさを実感していただけたのではないかと思います。
生徒さんからいただいた感想の一部を紹介します:
ぼくはこのような天文学教室を今まできいたことがなく、今回初めてききました。話をきいて、知らないことがたくさんありましたが、とてもおもしろかったです。きいていてとてもワクワクしました。
私たち人間が知らないことはまだまだたくさんあって、そのなぞを追っていくのは、楽しそうだなと思いました。
自分の知らないような話、自分が考えているのよりもきっともっとすごい話なのだろうなと想像を膨らませながら受ける授業は楽しかったです。
私は地学や天文学などがあまり得意ではなく、お話しを聞かせていただく前は少し不安でしたが、臼田先生のお話は、身近に感じるもののようにお話ししていただき、時間がすぎるのが、あっという間のように感じました。
星に光の速さでどれくらいでつけるのかみたいなところが結構おもしろかったです。宇宙がどれくらい広いのか実感することができました。
星がまたたくというのは、宇宙で見ても同じでどこの場所で見てもまたたいて見えると思っていたので、結構驚きました。
今見ている星は、とても昔に光った星なんですね。星は今と昔をつないでいる気がしてロマンチックだなと思いました。
ハワイのことについて、聞いて初めて知るようなこともおもしろいなと思いました。
この授業の前に質問のプリントに答えたとき、すばる望遠鏡とかTMTをハワイに作るのは場所が広いからだと思っていました。でも今日ちゃんと理由がはっきり分かって、なるほど!!ってなりました。
TMTは1つの国が作るのではなく、いくつかの国が協力して作ると聞いて、今までにないくらいの望遠鏡ができるのだろうと思いました。
それにしても今ある「すばる」という望遠鏡も最古の銀河を見つけたのに、さらに上を行く「TMT」を作ろうとしているとは、研究者の人達は本当に宇宙が好きなんだなーと思いました。
宇宙の生命は本当にあるのか、そもそもそんな生命が住める様な場所があるのか、すごく興味深いので、TMTで調べてぜひ解明してほしいなーと思います。
今後ニュースで宇宙の話などがでていたら耳をかたむけてみます。
聞いたことのない言葉などたくさんでてきたけれど楽しかったです。自分なりに調べてみようと思います。
熊本学園大学付属中学校の皆様、楽しい感想をありがとうございました。
講演の後で、熊本ラーメンも堪能することが出来ました!