プリンストン日本語学校で「ふれあい天文学」

2020年11月9日の記事「カリフォルニア州の学校にオンライン出前授業」にありましたように、今年度の「ふれあい天文学」では日本国外の学校への遠隔授業も多数行っています。

遠隔授業のスクリーンショット

11月16日には、プリンストン日本語学校（プリンストン補習授業校）で学んでいる100人弱の中学・高校生に、TMTプロジェクトの青木が1時間の遠隔授業を行いました。学校は、すばる望遠鏡による研究で協力関係にあるプリンストン大学のすぐ隣にあるそうです。授業内容は、私たちを含めて宇宙が何からできているのか、という話でしたが、事前にアンケートと質問をとって、当日それに答える時間もとりました。アンケートではいつも、知っている望遠鏡の名前を選んでもらいます。日本国内ではよく知られているすばる望遠鏡も、さすがに米国では知名度はいまひとつ、TMTはまだまだ、というところで、そういう意味でも今回お話しさせていただいたのは貴重な機会でした。

現地は日曜日（15日）の夕方の時間帯（日本では月曜早朝）でしたが、質問もいくつも出て、講師としては朝から充実感のある時間となりました。聞いてくれた生徒さんたちが、宇宙や天文、あるいは基礎科学に興味をもつ一助になってくれれば、と思います。