「三鷹・星と宇宙の日」の準備作業

「三鷹・星と宇宙の日」は、年に一度の国立天文台三鷹キャンパスの特別公開で、今年は10月24日から25日にかけて開催されます。今回のメインテーマは、「宇宙のフロンティアに挑むTMT」です。25日の講演会では、TMT推進室・家正則教授がTMT計画やTMTが拓く新しい宇宙観について、わかり易く解説します。また、サイエンスカフェでは、最新の天文成果を語り、分光器実験では天文観測の基礎にふれます。カードゲームや塗り絵など、天文学で楽しく遊ぶ企画も準備しています。大人から子どもまで楽しめる企画が盛りだくさんですので、この機会にぜひ、三鷹キャンパスにお越しになって下さい。特別公開についての詳しい案内は、「三鷹・星と宇宙の日」ウェブサイトをご覧下さい。

写真は、「TMTの大きさを実感してみよう」という25日の企画のための準備作業の一コマ。25日の講演会も開催される、すばる棟大セミナー室に、すばる望遠鏡の主鏡サイズのシートを広げています。本当は、TMT主鏡サイズのシートも広げて準備を進めたかったのですが、屋内ではスペースが足りませんでした。DSC03640_web

 

展示前日の作業。30mシートを設置しました!DSC03649_web円形にして分割鏡も部分的に書き込みました。DSC03660_web明日は晴れますように! (雨天の場合「TMTの大きさ実感」展示は中止です。)

(追記) おかげさまで25日は晴れました。写真は、30メートルシートを上から眺めたところ。右隣の建物は天文機器資料館です。 青いシートはすばる望遠鏡主鏡の大きさを表しています。GIMGP0701_BR2d_web

関連記事:「三鷹・星と宇宙の日2014」 (TMTブログ)

「科学記者のための天文学レクチャー」で講演

国立天文台は、科学記者・メディアの方々に、天文学の最前線の話題をじっくりと聴いていただくための企画として「科学記者のための天文学レクチャー」を毎年開催しています。今年は、いよいよ建設がスタートしたTMTをテーマにして、9月30日(火)に、家、臼田、柏川の3名が、それぞれ「プロジェクトの進捗状況」、「日本の役割」、「キーサイエンスと望遠鏡運用」について、講演しました。約3時間のレクチャーでしたが、講演後には沢山のご質問をいただきました。講演を聴いていただけでは思いつかないような深く掘り下げた質問や鋭い質問が多く、皆様の熱心さや日頃からのTMTへの関心の高さが伝わってきました。

(37名の報道・出版関係者、教育関係者、企業の方々にご来場いただきました。)

(37名の報道・出版関係者、教育関係者、企業の方々にご来場いただきました。)

起工式関連行事のご報告

起工式の前後には、いくつかの関連行事が行われました。

起工式の前々日10月5日(ハワイ時間)夕刻には、ハワイ観測所主催のレセプションがハワイ島東側のヒロで開かれ、起工式への日本人招待者やハワイ観測所がお世話になっている方々にお集まりいただきました。

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ハワイ観測所長からの挨拶

ハワイ観測所長からの挨拶

お土産として準備した、TMTドーム型クッキー(家教授の知り合いが製作してくださいました)。クッキーへのコメントとして、「特別なお土産ですね。食べていいのかな?」、「手をかけたクッキー、ありがとう」、「持ち帰って子どもに見せます」、「オバキューかと思った・・」などがありました。

お土産として準備した、TMTドーム型クッキー(家教授の知り合いが製作してくださいました)。クッキーへのコメントとして、「特別なお土産ですね。食べていいのかな?」、「手をかけたクッキー、ありがとう」、「持ち帰って子どもに見せます」、「オバキューかと思った・・」などがありました。

起工式前日の10月6日には、TMT国際天文台主催のレセプションがヒロで開かれ、現地での支援者にも大勢お集まりいただきました。日本の代表として、佐藤勝彦自然科学研究機構長と海部宣男 国際天文学連合会長がご挨拶をしました。ヒロは、国立天文台ハワイ観測所の地元であり、TMTのオフィスもここに作られる予定です。現地の人たちと力を合わせて、TMT計画を進めていこうと盛り上がりました。

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起工式当日 10月7日の晩にはTMT国際天文台主催のレセプションがハワイ島西側のワイコロアで開かれ、TMT計画の5カ国のパートナーが一堂に会しました。TMT計画では、様々な背景を持つ国や研究機関が、様々な方法やタイムスケールで計画への役割を果たします。このようなTMTのもつ多様性、そのもとで一つの目標を目指す意志にあらためて感銘した、との声も聞かれました。
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起工式のご報告

10月7日正午ごろ(ハワイ時間)に、TMTの起工式が始まりました。当初の予定では、マウナケア山のTMT建設地にて、マイレレイ(ハワイの祝い事で使われるレイ)を用いた地元祭司による伝統的な儀式と来賓等による祝辞が行われることになっていました。しかし、祈祷が終わったところで建設反対派の一人が儀式に介入して抗議を始めたため、対峙することなく起工式の継続を見送り下山しました。その後、ハワイ島西側のワイコロアの祝賀会会場にて、同じ祭司により儀式が再開され、起工式を完了しました。
TMT建設地での最初の工事は9月17日(ハワイ時間)に既に開始されており、現在はTMT建設地まで車で乗り入れることのできる道路ができています。今後の工事も予定通り進めることになります。TMT国際天文台は、環境保護と地元の文化への敬意を払いつつ、望遠鏡建設を進めます。

起工式会場で談笑する フランス・コルドバ米国国立科学財団長官、ヘンリー・ヤンTIO評議員会議長と、 家TIO評議員会副議長 (TMT国際天文台提供)

起工式会場で談笑する フランス・コルドバ米国国立科学財団長官、ヘンリー・ヤンTIO評議員会議長と、 家TIO評議員会副議長 (TMT国際天文台提供)