星空観望会で講演

8月18日(日)に、岐阜県の垂井町で開催された「星空観望会2019」で、TMTプロジェクトの岩田が講演を行いました。

垂井地区まちづくり協議会が主催し、国立天文台が共催させて頂いたこのイベントは、垂井町にある朝倉運動公園のグラウンドに、スターライトパーティー岐阜の皆さんがボランティアで用意された天体望遠鏡で星を見ようというものです。実際に星を見る前に、宇宙のお話をさせて頂きました。

当日の夕方は、同じ運動公園内で垂井町青年のつどい協議会による「サンサン夏祭りIN朝倉」が開催されており、模擬店や鮎のつかみどりコーナーがあって、たくさんの親子連れでにぎわっていました。

昼間に行われた夏祭りでの鮎のつかみどりの様子

講演では当日見える星空でひときわ明るく見える星の話から、最近の天文学に関するトピックス、すばる望遠鏡で見えた宇宙、そしてTMTがどんな宇宙の姿をとらえようとしているかをお話しました。

参加した子ども達の中には、はやぶさ2やブラックホールのことなどをよく知っている子もいました。大人の方から「TMTが早くできるのを楽しみにしています」という応援の言葉も頂きました。

グラウンドでの講演の様子。黄色く光っているのは来場者に渡されたアームバンドです。後方に望遠鏡がセットされています。(写真提供:垂井地区まちづくり協議会)

薄雲はありましたが、設置された望遠鏡で木星や土星を実際に見ることができ、参加された方は楽しまれたことと思います。

猛暑の中汗だくでイベントを盛り上げるスタッフの皆さんのがんばりにとても心打たれました。講演の機会を頂いたことに感謝します。

天文・科学情報スペースでミニワークショップ

7月12日から9月15日まで、三鷹市の天文・科学情報スペースでTMTの企画展示を行っています。7月27日、28日に同スペースで、「超大型望遠鏡 TMT主鏡モデルを作ろう!」という関連イベントを行いました。

分割鏡カード(右)を並べて、TMTの主鏡モデル(1/25スケール、直径120cm)を作るという企画です。参加者は各自1枚の分割鏡カードにアルミシールを貼って鏡面のように仕上げ、主鏡モデルの台紙に貼り付けていきます。子どもたちは貼りつけること自体が楽しいようでした。実際に主鏡がどのように作られるのかは、パネルや動画でご紹介しました。

二日間で約400枚の分割鏡が貼られました。

二日間で約400枚の分割鏡が貼られました。

27日、28日は夏祭りが開催され、同スペースでも望遠鏡の製作や体験が行われていたため、ご家族での来場が多くありました。

28日は「国立天文台望遠鏡キット」も室内に設置され、自由に覗けました。

TMTの全天周動画がミニドームの中でみられる「パノビューアー」も人気でした。

TMTの全天周動画がミニドームの中でみられる「パノビューアー」も人気でした。

TMT主鏡モデルのうち、残りは、29日以降の来場者に貼ってもらうことにし、8月10日についに、完成。492枚目の分割鏡を貼ってくれたのは、宇宙大好きな男の子でした。(写真提供:天文・科学情報スペース)

この主鏡モデルは、子どもたちにも「主鏡が492枚の分割鏡で一つの鏡になっている」というのがとても分かりやすいため、そのまま展示されています。ちなみに、分割鏡の厚みのほうもほぼ1/25のスケールのため、主鏡が全体としてとても薄いことも実感いただけます。


企画展示「宇宙のフロンティアに挑む超大型望遠鏡 TMT」は、天文・科学情報スペースで9月15日まで行われていますのでぜひご来場ください。

常設スペースでは、最近の天文ニュースの他、宇宙に関連する絵本や模型がご覧になれます。天体をモチーフにしたジグソーパズルもありますので、挑戦されてみてはいかがでしょう。

常設スペースでは、最近の天文ニュースの他、宇宙に関連する絵本や模型がご覧になれます。天体をモチーフにしたジグソーパズルもありますので、挑戦されてみてはいかがでしょう。

2018年度の講演会まとめ

TMT推進室では、講演会、出前授業、サイエンスフェアなどあらゆる機会をいただいて、次世代の超大型望遠鏡TMTが果たす役割について広く皆様にお伝えするよう心がけています。

2018年度は13都道府県で約43件の講演を行いました。日本だけでなく、TMT建設地のハワイ島でもJourney through the Universeの出前授業を通して、ハワイの望遠鏡が成し遂げた数々の発見やそこから生まれた新たな謎を解き明かすTMTの役割についてお話しました。ふれあい天文学では、八丈島など、普段はなかなか行く機会がない場所でもお話しをさせていただきました。

講演を依頼される方は、TMT推進室の電子メールアドレス、または電話でお気軽にお問い合わせください。ふれあい天文学を通じた出前授業も行っております。

現在予定されている一般講演会は、TMT推進室のイベントニュースに掲載されています。皆様のご参加をお待ちしております。

日本地球惑星科学連合2019年大会

5月26日から5月30日にかけて、幕張メッセで日本地球惑星科学連合2019年大会が開催され、TMT推進室のブースを出展しました。太陽系天体や太陽系外惑星はすばる望遠鏡やTMTの重要な研究対象であり、地球惑星科学分野の研究者にも広く興味をもってもらいたいと考えています。ブースでは研究者のほか、一般の参加者とのコミュニケーションも活発に行われました。

一般展示は国際展示場ホールで行われます。広い会場内で出展ブース数も多いので、少しでも目立つように、今年は少し頑張って、中央の通路沿いのスペースを確保しました。お隣は、ALMAのブースです。

一般展示は国際展示場ホールで行われます。広い会場内で出展ブース数も多いので、少しでも目立つように、今年は少し頑張って、中央の通路沿いのスペースを確保しました。お隣は、ALMAのブースです。


日曜日(26日)は、パブリックデーで、どなたでも無料で展示をご覧になれます。また、高校生によるポスターセッションや、中学生、高校生向けの講演会も行われるため、中高生も多くブースを訪れてくれました。翌日からは、大会で発表する学生や研究者が主にブースを訪れてくれます。(ホールの奥側半分はポスター会場になっているので、その通り道でふらっと立ち寄る方も多いのかと思います。) 天文以外の研究者の中では、まだまだTMTの知名度は低いということで説明にも力が入りました。

今年は、大会側が新しい試みとして、ブースでキャリア情報を提供することを勧めていたため、TMTのブースでは、<a href="https://www.soken.ac.jp/">総研大</a>の<a href="https://www.soken.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/06/j_youran2018.pdf">パンフレット</a>を置くほか、TMTの若手向けワークショップについてポスターで紹介したりしました。天文の研究をしたいのだけど、と話す学部生もいらっしゃったので、すかさず、総研大のパンフレットをお渡ししました。

今年は、大会側が新しい試みとして、ブースでキャリア情報を提供することを勧めていたため、TMTのブースでは、総研大パンフレットを置くほか、TMTの若手向けワークショップについてポスターで紹介したりしました。天文の研究をしたいのだけど、と話す学部生もきたので、すかさず、総研大のパンフレットをお渡ししました。

会場では、スタンプラリーも、大人気でした。今年は例年以上に盛況で、初日の段階で各ブースが用意した景品(スタンプを集めるともらえる)の大半がなくなったとのことでした。

会場では、スタンプラリーも、大人気でした。今年は例年以上に盛況で、初日の段階で各ブースが用意した景品(スタンプを集めるともらえる)の大半がなくなったとのことでした。