光メモリ国際シンポジウム2016

10月17日に京都リサーチパークにて開催された第26回 光メモリ国際シンポジウム(ISOM ’16)にTMT推進室の家が招待戴き、“Optical Memory of the Cosmic History” と題して特別招待講演を行いました。「遠宇宙の姿はそのものが昔の宇宙の姿の記録媒体となっている」ということを軸に、それらの研究に挑戦するTMT計画についてしっかり紹介させていただきました。

家の講演に引き続く「補償光学セッション」では東北大学の秋山正幸准教授が、すばる望遠鏡の次世代装置とTMTの第2期装置として重要な技術開発となるトモグラフィー補償光学について明解な講演を行いました。また、基礎生物学研究所の玉田洋介助教が、すばる望遠鏡補償光学グループとの共同開発で進めている補償光学顕微鏡について、植物の幹細胞の分裂の様子をとらえた動画を交えて講演しました。眼底検査への補償光学の応用例の発表もあり、補償光学の広がりを感じさせる研究会でした。

特別招待講演のスナップショット。前週の10月14日には宇都宮大学オプティクス教育研究センターの10周年記念式典があり、そちらでもTMTとそのサイエンスについて家が講演させていただきましたが、同センターを設立された谷田貝豊彦 前SPIE理事長や、武田光男名誉教授もISOM2016 に参加されていて、週末を挟んで東西でお会いすることになりました。

特別招待講演のスナップショット。前週の10月14日には宇都宮大学オプティクス教育研究センターの10周年記念式典があり、そちらでもTMTとそのサイエンスについて家が講演させていただきましたが、同センターを設立された谷田貝豊彦 前SPIE理事長や、武田光男名誉教授もISOM2016 に参加されていて、週末を挟んで東西でお会いすることになりました。

 

「三鷹・星と宇宙の日2016」

10月22日は「三鷹・星と宇宙の日2016」の本公開でした。21日のプレ公開報告でご紹介したTMTクイズは、21-22日で合計1393名の参加があったそうです。公開日全体の来場者数が4534名ですから、来場者の1/4以上がTMTクイズに挑戦したことになります。多くの方に参加いただき、感謝いたします!

TMTクイズの解答・解説コーナー。

TMTクイズの解答・解説コーナー。

以下、22日の様子を写真で紹介します。

すばる棟では、例年のように様々な企画が行われました。

マウナケアの自然と文化を紹介する企画。マウナケアの風景を大きく印刷して記念写真が撮れるようにした、撮影コーナーも作りました。マウナケアの生き物紹介では、昆虫写真にはりつくようにして凝視する子が時々いました…

マウナケアの自然と文化を紹介する企画。マウナケアの風景を大きく印刷して記念写真が撮れるようにした、撮影コーナーも作りました。マウナケアの生き物紹介では、昆虫写真にはりつくようにして凝視する子が時々いました…

TMTの進捗を伝えるパネル。鏡材は2016年9月末時点で167枚の製造が完了しました。

TMTの進捗を伝えるパネル。鏡材は2016年9月末時点で167枚の製造が完了しました。

サイエンスカフェのメニューは、研究者のおはなし。今年は、宇宙にかんする言葉をテーマにディスプレイしました。

サイエンスカフェのメニューは、研究者のおはなし。今年は、宇宙にかんする言葉をテーマにディスプレイしました。

すばるカレンダーも大人気でした。事前に、スタッフ、院生20名以上が集まって、1000枚のカレンダー(短冊形)を手巻きしたのですが…

すばるカレンダーも大人気でした。事前に、スタッフ、院生20名以上が集まって、1000枚のカレンダー(短冊形)を手巻きしたのですが…

3時頃になくなり、結局その場でさらに500枚を巻き、すべて配布しました。※壁に掛けられているのは、カレンダーではなく今年10周年を迎えたアンドロメダファンタジー(公開日限定カードゲーム)の歴代カード。

3時頃になくなり、結局その場でさらに500枚を巻き、すべて配布しました。※壁に掛けられているのは、カレンダーではなく今年10周年を迎えたアンドロメダファンタジー(公開日限定カードゲーム)の歴代カード。

すばる棟では、この他にも、すばる望遠鏡、アストロバイオロジーセンター、岡山観測所に関連した企画がありました。

開発棟ではTMT観測装置の紹介がありました。

TMT第一期観測装置として開発中のIRISについて、来場者に説明をするTMT推進室メンバー

TMT第一期観測装置として開発中のIRISについて、来場者に説明をするTMT推進室メンバー

年に一度の、特別公開日。ご来場の皆様に楽しんでいただけたら何よりです。今年を逃した方も、来年の10月に、ぜひお越しください!

「三鷹・星と宇宙の日2016」 プレ公開と準備作業

本日(10月21日)は三鷹・星と宇宙の日2016のプレ公開日。国立天文台三鷹キャンパス 展示室で、分割鏡の展示とTMTクイズを行いました。分割鏡には、実際の形状に磨かれている(平面ではない)ことを示すために、今年はある工夫がされています。

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TMTクイズの解答係。分からなかった問題の解説もしてくれます。

TMTクイズの解答係。分からなかった問題の解説もしてくれます。

明日(22日)の本公開では、すばる棟でも展示を行います。マウナケア紹介、パネル展示、サイエンスカフェなど、研究者から直接TMTの話を聞くことができる機会ですので、ぜひお越しください。

22日の本公開に向けてすばる棟での準備作業

22日の本公開に向けてすばる棟での準備作業

マウナケア紹介では写真撮影コーナーもあります。

マウナケア紹介では写真撮影コーナーもあります。

開発棟では、TMTの観測装置の紹介がありますので、こちらもお忘れなく。
公開日についての詳しい情報は国立天文台 三鷹・星と宇宙の日2016のページをご覧ください。

第三期、第四期寄付者銘板を設置

TMT計画の推進に向けて、多くの方から応援をいただき、感謝申し上げます。第三期(2014年)、第四期(2015年)にご寄付いただいた方の銘板を、8月18日にハワイ観測所山麓施設へ設置しました。今回は、土台になるアクリル板を一枚増設して、六角形の銘板 9枚を設置しました。

第三期銘板には759名と1法人、第四期銘板には1000名と1法人のお名前が刻まれています。第一期から合計すると、3894名と12法人のお名前が刻まれたことになります。

臼田知史 TMT推進室長は、「TMTの寄付企画も第5期を迎え、賛同者のお心遣いに感謝すると共に、望遠鏡の完成に向けて、引き続き励んでいきたいと気持ちが引き締まる思いです。完成までは未だ10年ほどかかりますが、TMTという世界最高の性能を持つ望遠鏡によって解明される新たな宇宙の謎を今から楽しみにお待ちください。」と話しています。

現在は、第5期(2016年1月1日~2016年12月31日)の寄付を募集しています。最先端の天文研究が行われているハワイの地にお名前を残してみませんか?

3906名のお名前が刻まれた寄付者銘板の傍らに立つ臼田TMT推進室長。第三期銘板は左側から4列目の一番下(1枚)と5列目(3枚)、第四期銘板は6列目(4枚)と7列目(1枚)です。

3906名のお名前が刻まれた寄付者銘板の傍らに立つ臼田TMT推進室長。第三期銘板は左側から4列目の一番下(1枚)と5列目(3枚)、第四期銘板は6列目(4枚)と7列目(1枚)です。